Voice お客様の声

  • お客様からのお手紙

    前略
    先日は、新入社員営業研修をご担当いただき、誠にありがとうございました。3日間にわたる研修を通じて、大人しく声の小さかった新入社員たちが、キビキビとした行動をとるようになり、意識の切り替えができたように感じられました。改めて感謝申し上げます。さて、新入社員の日報を振り返るなかで、本吉様のお名前を改めて拝見し、ふと興味が湧きました。以下に書き添えましたので、僭越ながらご一読いただければ幸いです。

    「本」という字は、「根本」や「基本」といった意味を持ち、「手本」や「模範とすべきもの」という意も含まれています。また、木の皮を剥いで印をつけたことから、書物の「本」という字が生まれたともいわれています。師が弟子に範を示し、技術を伝える姿が思い浮かびます。

    「吉」という字は、神様のお告げである「おみくじ」にも使われ、願いごとが叶い、人が幸せになるという、非常に縁起の良い字です。

    「善」という字は、「嘉言善行」にもあるように、戒めとなる立派な言葉や行いを意味し、美しい心と徳を備えた人を表します。

    「弘」という字は、弓を大きく張る姿から生まれた文字で、「広い」「大きい」という意味を持つと同時に、「広く人々に働きかける」「伝える」といった意味も持っています。「人の役に立ちたい」と願う、前向きで偉大な人物像が浮かびます。

    こうして拝見すると「本吉善弘」様というお名前には、まるで大師や高僧のような道徳心を持ち、世の幸せを願い、人々を正しい道へと導くために道を切り拓く――そんな偉大なお人柄が込められているように感じられます。本吉様のお名前、そして研修でのご指導を通じて、本吉様にはまさに「講師」というお仕事が“天職”であると感じました。正しいこと、良いことを真剣に伝えようとされるその姿勢と熱意は、受講者だけでなく私たち見る側にも強く伝わってきました。今回の研修を通じて、私自身も新入社員研修や管理者養成学校での学びを思い出し、本吉様のように、言葉で示し、行動で導く存在を目指していきたいと改めて感じた次第です。

    追伸
    研修中は、常に背筋が伸び、緩みや隙のないご姿勢しか拝見しませんでしたが、仕事のスイッチの「オン・オフ」はどのように切り替えていらっしゃるのでしょうか?オフの本吉様のお姿にも、とても興味がございます。またお会いできる日を楽しみにしております。

    草々